夏の陽射しの秋キャンプ@さのう高原
10月7日~8日、朝来市のさのう高原へキャンプに行ってきました。
約1年振りのさのう高原・馬場山キャンプ場。
今回もどこへ行くかギリギリまで悩みました。
1泊なんで片道2時間くらい、予約不要のキャンプ場...
ホント関西ってロケーションのいいキャンプ場ありませんね。
正直、ここもそんなに気に入っているわけではないんですが、指折り数えるほどの選択肢もないので。
キャンプ場には11時半頃到着。
上の広場にはグループが陣取っているようだったので迷わず馬場山へ。
寝坊だの渋滞だので出遅れてしまいましたが、何とかそれなりの場所を確保できてひと安心。
今回もムーさん連れのソロキャンです。
予報によるとこの連休は暑くなりそうですが、たくさんのトンボが少しだけ秋を感じさせます。
透き通る羽はまさに芸術作品ですね。
雨はもう大丈夫そうかな。
簡単にお昼を済ませ、14時頃お出かけ。
朝来市の神子畑(みこはた)川に架かる神子畑鋳鉄橋へやってきました。
神子畑鉱山と生野鉱山を結ぶ鉱石運搬道路の一部として造られた橋。
明治18年、横須賀で造ったものをここまで運んできたそうです。
現存する鋳鉄製の橋としては日本最古。
神子畑鋳鉄橋から約1km上流にある神子畑選鉱場跡。
明延鉱山から運び込まれた鉱石を選鉱する選鉱場で、規模も産出量も東洋一だったそうですが昭和62年操業終了。
建屋は平成16年に取り壊され現在は基礎部分のみ残っています。
写真を撮ってたらまた雨が降り出しました。
選鉱の最終行程で脱水・濃縮に使う濾過装置。
シックナーというそうです。デカい!
鉱山開発に携わったフランス人技師、ムーセの住居だったムーセ旧居。
神子畑小学校跡。建物は体育館です。
最盛期には200名以上の子どもたちが通っていたという。
校庭には見たこともない遊具が。
入り口には樹齢300年以上の大きなイチョウの木がありました。
ここまで来たら明延鉱山跡へも行きたいところですが、さっきから雨が降ってるし時間もないので温泉へ行くことに。
キャンプ場に戻ったのは18時半頃。
ちょっとウロウロし過ぎました。
米だけ炊いてレトルトハンバーグで晩ご飯。
全然寒くないけど焚き火。
4月に大杉ダムで買った燃えない薪を燃やし尽くしたかったんですが、また残ってしまった。
焚き火の後にムーさんの散歩。
冬用の寝袋を持ってきたことを後悔しながら22時頃就寝。
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翌日。
6時起床、曇り。
ムーさんの散歩がてらパラグライダー場まで歩きます。
想像通りしんどかった...
朝からいい汗かいたけど次は絶対車で行こう。
朝焚き火用に薪を買ってたんですが暑くて無理でした。
ムーさんにご飯をあげて、自分の朝食。
天気がパッとしませんね。
チェックアウトが16時なのがこのキャンプ場のいいところ。
時間があるのでちょっとお出かけ。
多々良木ダムへやってきました。
反対側の真下にはあさご芸術の森美術館。
多々良木ダムの見返りムーさん。
陽が射すと驚くほど暑い...
美術館へ降りてきました。
あの壁の向こうはダムって、なんか凄い。
早々に切り上げ、キャンプ場へ戻ってまったり。
今日は夏のような暑さになりました。
でもそのおかげで完全乾燥撤収。
14時半チェックアウト。
パラグライダー場横にテントを張れなくなったのが残念ですが、これからの季節、雲海の出そうな日を狙って来てみるのもいいかもしれませんね。